今回、1000個捨てチャレンジをしてみて、まだ使える不用品を捨てるのがとても苦手だと気がつきました。
使うことはないのに、どうしても勿体ないと思ってしまいます。
そんな私がやっている不用品をゴミとして捨てない手放し方を紹介します。
メルカリで売る
すでに私はメルカリで我が家や実家の不用品を200点以上売っています。
売れそうだな、というものはなんとなくわかるようになりました。利益が百円にもならないのに、捨てるのが忍びなくて、売ったことも何度もあります。
利益のためというより、ただ使えるものを捨てられない性格なのです。
メルカリで売るのは手間がかかります。写真や商品の説明を載せたり、値下げ交渉をされたり、梱包して送ったり。
でも日本中の大勢の人に商品をみてもらって、必要な人に商品を譲ることができるシステムはすごいな！と思います。
売ってよかった！と思ったものは大学時代、12万円で買ったソニーのコンポ。CD、MDが3枚ずつ入る、とっても大きなものでした。
もう、全く使っておらず、納戸に入れていましたが、場所を取るので、年末にセカンドストリートに持っていきました。
でも、製造から１０年以上経つ家電は引き取らないと断られてしまいました。
まだ使えるのに、高かったに！とガッカリしました。
処分するには市で年に4回行う無料の資源ごみ回収に持っていくか、有料で業者に引き取ってもらうか。
梱包が大変だろうなぁと思いましたが、メルカリに出品して見ました。なんと2週間ぐらいで18000円で売れました。
梱包は案の定、とても大変でした。夫と2人で梱包し、無事に届き、喜んでいただけて、私もとても嬉しかったです。
また、近所では引き取り手がないけど、日本の何処かで絶対に必要とされている介護グッズ。
娘がサイズアウトした座位保持イスは大半の人は全く知らない商品ですが、障害児のいる家庭や障害者施設では必要とされています。これもメルカリで手放すことができました。
出品して1ヶ月くらい売れないうものは、寄付やごみに出します。
ジモティーで譲る
５年くらい前、空き家になった祖母の家を処分する時、ジモティーを利用しました。
メルカリで送ることができない、大きなシモンズベッド、タンスなど。送りにくいものを近所の人に取りに来てもらい、譲ることができるのが魅力です。
自宅の子供用の椅子、ベビーベッド、チャイルドシートもジモティーで手放しました。
毎回、直接相手と会っての取り引きで、重い物の場合は自宅に取りにきてもらうので、自宅の場所が分かってしまうことがちょっと心配でした。
でも、みなさん、とても良い人たちでトラブルになることなく、気持ちの良いお取引ができました。
最近は直接のやり取りが面倒で、メルカリのみ利用しています。また送りにくい大きな不用品が出てきてらジモティーを使うこともあるかもしれません。
児童センターや学校に寄付する
実家を片付けた時に出てきた絵本、児童向け小説、新品の図鑑、未使用の鉛筆、色鉛筆、消しゴムなどの文房具、トランプ、業者さんから貰った大量の未使用タオルなどは息子が放課後にお世話になっている児童センターに寄付しました。
事前に確認して、ぜひ欲しいと言われたので、量が多いものもありましたが、全て快く引き取ってくださいました。
DIYをしようと思って買ったけど、そのままになっていた刷毛、ディズニーやスヌーピーなどのキャラクターのスタンプ、カラフルなスタンプ台、桜や四葉のクローバー型に抜けるパンチ、カラフルなテープなどは娘の学校に寄付しました。
ちょうど卒業式間近だったので、教室の飾りに使えると先生たちに喜んでいただけました。
私には必要ないものでも、無駄にぜず、誰かの役に立てることが出来てよかったです。
図書館に寄付する
近所の図書館では家庭で不要になった本を常時回収しています。ブックリサイクルという誰でも自由に好きな本を持ち帰れるイベント用の本になります。
今までも時々読み終わって、もう読まない本を持っていっていました。
今回、もう一度本棚を確認して、CD付き英会話の本、アジア4ヶ国語の旅行用外国語の本、旅行ガイドブックなど5冊持ってききました。
英会話はまたいつかやるかも？と思ってとってありましたが、今すぐ読む気にならないし、今ならユーチューブでもネットでも勉強できるし、本を残す必要はないかなと気づきました。
アジア4ヶ国語の本はシンガポールやバリ島、タイなどに行った時に使いました。
旅行のガイドブックもバリ島、ハワイ、マカオ旅行用にそれぞれ購入したものです。また行く時は新しい本を買うだろうな、と思って手放しました。
大学時代に買った8000円くらいする構造力学の専門書は１５年近く経ってからもメルカリで6000円で売れました。専門書は一般の人には需要がないですが、メルカリに出すと意外といい値段になるかもしれません。
ユニクロ、GUの服は店頭のリサイクリングボックスに入れる
自分にサイズが合わなかったり、気に入らなくて着ていない服でも、まだ綺麗で着られるものを捨てるのはとても辛いです。
子供服ならメルカリで安く売っても送料があまりかからないので、若干でもプラスになりますが、大人の服はかさばるので送料が高くなります。
私が普段着ているようなお手頃価格のファストファッションを送料込みの良いお値段でメルカリで売るのは難しいです。
そんな時、ユニクロやGUの服であれば、店頭の回収ボックス、リサイクリングボックスでリサイクルしてもらうことができます。
状態が良ければそのまま支援衣料としてリユースされます。状態が悪いものは固形燃料や自動車用防音材になるそうです。
不要になった服を海外の人にリユースとして届けてもらえたら、とても嬉しいなぁと思い、最近では子供服も積極的にボックスに入れています。
処分することを考えて、今後はなるべくユニクロで服を買うようにしたいなぁと思っています。
NPO法人ワールドギフトに寄付する
世界90ヵ国に回収した不用品を届ける物品支援活動などをしている団体です。ネットで偶然見つけました。
今月2箱段ボールに不用品を詰めて送りました。13辺合計140センチ以内の段ボールに不用品を詰めて、ネットで回収の申し込み、回収日時の指定をし、1箱につき2900円を振り込みます。送料はかかりません。
ワールドギフト公式SNSでは毎日支援物品を貰って嬉しそうな外国の子供たちの写真が更新されています。それを見ると不用品をゴミとして捨てず、お金がかかっても送ってあげたくなってしまいます。
衣類、靴、日用品、衛生用品、ぬいぐるみ、雑貨など色々なものを受け入れています。
おむつや生理用品は開封してあっても未使用なら大丈夫。色鉛筆やノートなども半分以上残っていれば大丈夫、など新品でなくても活用してもらえます。
ワールドギフトを知る前に、他の送料負担で寄付できる団体、2箇所に不用品を送りました。
そこも海外に支援物品を送っているようなホームページでしたが、写真も少なく、更新されている様子もなかったので、ほとんど国内でリサイクルされている印象を受けました。
また、どちらも鍵盤ハーモニカ、リコーダー、使用済みの文房具やタオル類、大量の同じ種類の文房具などの受け入れをしていませんでした。国内で需要のないものだからだと思います。
ワールドギフトは海外にちゃんと支援物品を送っているので、そのような物品も回収しているんだ！と気付きました。
いつかワールドギフトのSNSで、私の送ったものをもらって喜んでいる子供の写真が掲載されたら嬉しいな、とちょっと期待して見ています。
親や友達に譲る
昨年、リビングの大きな牛革張りソファーの処分にとても悩んでいました。まだまだ使えるソファーでしたが、娘の介護用のベッドをおくのに邪魔になったからです。
身内数人に声をかけたところ、ちょうど義母が事務所の古いソファーを買い替えようと思っていて、運よく引き取ってもらえました。本当に助かりました。
一方、私の母は私と同じで、勿体ない精神が強いです。「いる？」と聞くと、使わないものでも引き取ってしまいがちです。
前、譲ったボールペン数本がそのまま机に放置してありました。そのままこっそりワールドギフト行きの段ボールに入れましたが、多分気づいていないです。
私が不燃ごみの袋に入れたはずのガラスのプレートがリビングに置いてあったこともありました。でも多分使うことはないと思います。親に聞くのはやめたほうがいいなと私は思っています。
友達も、本当はいらないのに、声をかけられたら断りにくいことがあるのかも？と思います。
状態のよいスキーウエア、入学式用のスーツなど高いけど滅多に使わないし、買うのも勿体ない子供服ぐらいで、なるべく譲らないようにしています。
ガレージセールをする
自宅の前に「ご自由にお持ち帰りください」と書いて、不用品を置いておく方法です。ネットで調べると、体験談で、ひと通りがあまりない住宅地でも夕方には何も無くなっていた。とありました。
私も土曜日に真似してやって見ました。
でも、なくなったのは未使用のディズニーの文房具、平井堅のCD、長野オリンピックのピンバッジ、ぬいぐるみ1個くらい。ほとんどなくなりませんでした。
平日なら子供がよく通るので、もっと持っていってもらえたと思いますが、ガッカリしてそれ以来やっていません。
買う時も捨てるときのことを考えて購入する。
以上、私がやってきた不用品の手放し方でした。気軽に買ったものも手放すときは結構苦労することがわかりました。特にソファーは捨てることを全く考えていませんでした。
これからは手放すときのことも考えて商品を購入するようにしたいと本当に思いました。
