1000個捨てチャレンジをして気づいたのは、「まだ使える不用品を捨てるのがとても苦手」という自分の性格。
使わないのに、もったいなくて処分できない。
この記事では、そんな私が実践している「ゴミにせず手放す方法」をまとめて紹介します。
環境にもやさしく、誰かの役に立つ方法です。
メルカリで売る
私はすでに 200点以上の不用品をメルカリで販売 しています。
・売れそうなものがだんだんわかってくる
・利益が出なくても“捨てなくて済む”という満足感
・必要な人に届けられる喜び
売れそうだな、というものはなんとなくわかるようになりました。
利益が百円にもならないのに、捨てるのが忍びなくて、売ったことも何度もあります。
利益のためというより、ただ使えるものを捨てられない性格なのです。
メルカリで売るのは手間がかかります。
写真や商品の説明を載せたり、値下げ交渉をされたり、梱包して送ったり。
でも日本中の大勢の人に商品をみてもらって、必要な人に商品を譲ることができるシステムはすごいな!と思います。
例えば、大学時代に買った12万円のソニーの大型コンポ。
年末にセカンドストリートに持っていきましたが、製造から10年以上経つ家電は引き取らないと断られてしまいました。
処分するには市で年に4回行う無料の資源ごみ回収に持っていくか、有料で業者に引き取ってもらうか。
でもメルカリで18,000円で売れました!
梱包は大変でしたが、その分の達成感は大きかったです。
また、近所では引き取り手がないけど、日本の何処かで絶対に必要とされている介護グッズ。
娘のサイズアウトした座位保持椅子(介護用品)は大半の人は全く知らない商品ですが、障がい児のいる家庭や障がい者施設では必要とされています。
これもメルカリで、需要のある家庭にお譲りできました。
大学時代に買った8000円くらいする構造力学の専門書は15年近く経っていますが、メルカリで6000円で売れました。
専門書は一般の人には需要がないですが、メルカリに出すと意外といい値段になるかもしれません。
出品して1ヶ月くらい売れないうものは、寄付やごみに出します。
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ジモティーで譲る
5年くらい前、空き家になった祖母の家を処分する時、ジモティーを利用しました。
・送料がかからない
メルカリで送ることができない、大きなシモンズベッド、タンスなど。送りにくいものを近所の人に取りに来てもらい、譲ることができるのが魅力です。
自宅の子供用の椅子、ベビーベッド、チャイルドシートもジモティーで手放しました。
・直接会う必要があるため、やりとりには注意が必要
毎回、直接相手と会っての取り引きで、重い物の場合は自宅に取りにきてもらうので、自宅の場所が分かってしまうことがちょっと心配でした。

でも、みなさん、とても良い人たちでトラブルになることなく、気持ちの良いお取引ができました。
学校・児童センター・図書館に寄付する
・DIY用の刷毛
・キャラクターのスタンプ、スタンプ台
・桜や四葉のクローバー型に抜けるパンチ
・カラフルなテープ
子供の通っている学校に寄付しました。
ちょうど卒業式間近だったので、教室の飾りに使えると先生たちに喜んでいただけました。
・絵本、児童向け小説、図鑑
・文房具(未使用の鉛筆、色鉛筆、消しゴムなど)
・おもちゃ(トランプ、プラレール、レゴブロック、ミニキッチンのセットなど)
・大量の未使用タオル
子供が放課後にお世話になっている児童センターに寄付しました。
事前に電話確認したところ、ぜひ欲しいと言われました。
量が多いものもありましたが、全て快く引き取っていただけました。
・CD付き英会話の本、アジア4ヶ国語の旅行用外国語の本
・旅行ガイドブックなど
近所の図書館では家庭で不要になった本を常時回収しています。
誰でも自由に好きな本を持ち帰れるイベント「ブックリサイクル」用の本になります。
今までも時々読み終わって、もう読まない本を持っていっていました。
英会話はまたいつかやるかも?と思ってとってありました
でも今すぐ読む気にならないし、今ならユーチューブでもネットでも勉強できるので、本を残す必要はないかなと気づきました。
アジア4ヶ国語の本はシンガポールやバリ島、タイなどに行った時に使いました。
旅行のガイドブックもまた行く時は新しい本を買うだろうな、と思って手放しました。

「また使ってもらえる場所」を見つけると、気持ちよく手放せます。
ユニクロ、GUの服は店頭のリサイクリングボックスに入れる
・ユニクロ・GUの店頭にある リサイクルボックス を活用。
・綺麗な服はそのままリユース、傷んだ服は資源として再利用。
自分にサイズが合わなかったり、気に入らなくて着ていない服でも、まだ綺麗で着られるものを捨てるのはとても辛いです。
ユニクロやGUの服であれば、店頭の回収ボックス「リサイクリングボックス」でリサイクルしてもらうことができます。
状態が良ければそのまま支援衣料としてリユースされます。
状態が悪いものは固形燃料や自動車用防音材になるそうです。
不要になった服を海外の人にリユースとして届けてもらえたら、とても嬉しいなぁと思い、最近では子供服も積極的にボックスに入れています。
処分することを考えて、今後はなるべくユニクロで服を買うようにしたいなぁと思いました。

状態の良い服が海を越えて支援衣料になると思うと、気持ちが明るくなります。
NPO法人ワールドギフトに寄付する
ワールドギフトは 世界90ヵ国以上に支援物資を送る団体。
・段ボール1箱(140cm以内)につき 2,900円(送料込み)で回収
・支援対象:衣類、文房具、ぬいぐるみ、靴、衛生用品など
今月2箱段ボールに不用品を詰めて送りました。
自宅にある段ボールに不用品を詰めて、ネットで回収日時の指定をし申し込みます。
1箱につき手数料2900円を振り込みます。
送料はかかりません。

ワールドギフト公式SNSでは毎日支援物品を貰って嬉しそうな外国の子供たちの写真が更新されています。
それを見ると不用品をゴミとして捨てず、お金がかかっても送ってあげたくなってしまいます。
おむつや生理用品は開封してあっても未使用なら大丈夫。色鉛筆やノートなども半分以上残っていれば大丈夫、など新品でなくても活用してもらえます。
ワールドギフトを知る前に、他の送料負担で寄付できる団体、2箇所に不用品を送りました。
そこも海外に支援物品を送っているようなホームページでしたが、写真も少なく、更新されている様子もなかったので、ほとんど国内でリサイクルされている印象を受けました。
また、どちらも鍵盤ハーモニカ、リコーダー、使用済みの文房具やタオル類、大量の同じ種類の文房具などの受け入れをしていませんでした。国内で需要のないものだからだと思います。
ワールドギフトは海外にちゃんと支援物品を送っているので、そのような物品も回収しているんだ!と気付きました。

SNSに私の送ったものを喜んでいる子供の写真が掲載されたら嬉しいな、とちょっと期待しています。
親や友達に譲る
昨年、リビングの大きな牛革張りソファーの処分にとても悩んでいました。
まだまだ使えるソファーでしたが、娘の介護用のベッドをおくのに邪魔になったからです。
身内数人に声をかけたところ、ちょうど義母が事務所の古いソファーを買い替えようと思っていて、運よく引き取ってもらえました。
本当に助かりました。
・必要としてくれる身近な人がいれば、譲るのも◎。
・ただし「なんでも引き取る」タイプや、気を使わせそうな友人には注意

ガレージセール・お持ち帰りコーナー
自宅の前に「ご自由にお持ち帰りください」と書いて、不用品を置いておく方法です。
ネットの体験談で、ひと通りがあまりない住宅地でも夕方には何も無くなっていた。とありました。
私も土曜日に真似してやって見ました。
でも、なくなったのは未使用のディズニーの文房具、CD、長野オリンピックのピンバッジ、ぬいぐるみ1個くらい。ほとんどなくなりませんでした。

・成功例もネットにはありますが、私の家ではあまり減りませんでした
・平日や人通りの多い時間帯を選ぶと◎
買う時から「手放す未来」を考える
今回の経験で、「処分のしやすさ」も商品選びの大事な基準 だと痛感しました。
気軽に買ったものでも、手放すときは結構苦労することがわかりました。
これからは手放すときのことも考えて商品を購入するようにしたいと本当に思いました。
まとめ:不用品は“価値ある資源”に変えられる
「使わないけど、まだ使える」そんな不用品を、ただ捨てるのではなく、次の誰かへ届ける工夫をしてみませんか?
環境にも、誰かの役にも立つ手放し方を、ぜひ取り入れてみてくださいね。