2022年長野県安曇野市にある、ホテルアンビエント安曇野に1泊2日の旅行に行ってきました。
結婚する前にも数回泊まった事があり、お値段の割に部屋が広く、料理も美味しいのでお気に入りのホテルです。
我が家が車椅子の娘と家族旅行に行く時にホテル・旅館を決める3ポイント。
我が家がホテル・旅館を決める際の重要なポイントは下記の3つ。
意外とこの3つのポイントを全て満たすホテル・旅館が少ないのです・・・
温泉付き
みんな温泉好きなので。
車椅子・寝たきりの娘でも入れられるかがポイント。
洋室
車椅子のまま段差なく入れる洋室。
温泉旅館は大体、建物が古く、段差があります。
部屋も和室、畳敷きで、車椅子では入れないことが多いです。
最近は、おしゃれな和洋室のバリアフリールームにリホームする温泉旅館もありますが、定員が2名の場合がほとんどで、ファミリー向けのものはなかなか見つけられません。
バリアフリールームと言っても定義が曖昧なので、よく確認が必要です。
5人部屋
我が家4人+旅行好きの母の5人で旅行することが多いです。
貸切風呂がある場合、私と夫で娘を入れますが、ないときは大浴場で母と私で娘を入れることになります。
全介助の必要な娘を連れて私1人の旅行は体力的に無理です。
大人数だと手がたくさんあり、安心感があります。
毎回、この希望を全て満たしてくれる宿泊施設を探すのに苦労します。
ホテルアンビエント安曇野のお部屋紹介
泊まった部屋は西館3階のリビング付き和洋室 定員最大5名、61m2、禁煙室。
間取りはツインルーム+和室6帖+LDKです。
とっても広々!
バギーを置いても余裕があります。
チェックイン15時。アウト11時。
チェックアウト時間がゆっくりに設定してあるのが嬉しいです。
妹夫婦も一緒にいったので2部屋頼みました。隣同士で予約してもらえました。
玄関から部屋の中まで段差なく、車椅子で入れます。
部屋への入り口のドア枠が意外と引っかかりますが・・・
寝室
ツインルームはベッドが2台。
窓がない落ち着いた雰囲気の部屋です。
和室
6帖の和室にはちゃぶ台と座椅子。
自分で押し入れから布団を敷きます。
3セット布団が入っています。
リビングから和室は10センチくらいの段差があります。
洗面所・お風呂
お風呂と洗面所が一体となったタイプです。
廊下と洗面所には段差があります。
洗面所の奥の壁に固定式のドライヤーがあります。
脱衣室の入口付近までバックで車椅子を持ってくれば、なんとかコードを伸ばして、頭を乾かせられる距離です。
車椅子ユーザーが自分でやるのは難しいと思います。
トイレ
トイレの床はフラットですが、手すりはなく、左右はもちろん、特に前方の余裕はほとんどないです。
キッチン
対面式キッチンにはシンク、2口IHコンロ、後ろには食器棚、冷蔵庫、その上に電子レンジが完備。
カウンターにはケトル、湯呑み5個。煎茶のティーバッグ、お菓子も置いてありました。
引き出しには、おたま、菜箸、栓抜き、バターナイフ、マドラー・5人分の箸・スプーン・フォーク・小さめのスプーン。
キッチン下には、水切りかご、包丁、大きめの両手鍋、片鍋、ボウル、ザル、洗い桶。
食器棚にはカップ&ソーサー、グラス、お茶碗、お椀、小皿、中皿がそれぞれ5枚。
他に3枚大皿、2枚のサラダボウル。隣の部屋は大皿2枚、サラダボウル3枚でした。
冷蔵庫は小さめだけど、冷凍庫と冷蔵庫が分かれているタイプ。
中は空で冷凍庫に製氷器が入っています。自分で氷を作る必要があります。
ゴミ箱はビンカン用と蓋つきの生ごみいれの2個あります。
リビング
リビングはバギーを置いても、十分な広さ。
2人掛けソファー、1人掛けソファー、テーブルがあります。
テレビ台の下の引き出しにはパジャマが入っています。
パンツ付きの上下セパレートタイプ。
緑色の子供用パジャマはどれもゴムがのびのびで、ズボンが落ちてしまいました。
息子は自宅から持ってきた自分のパジャマに着替えていました。
ホテルですが、大浴場からパジャマで行き来して良いことになっています。
食事会場にスリッパで行ってもオッケー!
ホテルアンビエント安曇野の温泉大浴場
ホテルなのに温泉があるのは嬉しいです。
ひのきのお風呂、石造りのお風呂のに種類があります。
5時から10時、14時から24時。
男女入れ替え制です。
タオルは大浴場には置いてありません。部屋から持っていきます。
脱衣室に使用済みタオルを入れるとことはありました。
お風呂は地下2階にあります。客室のエレベーターは地下1階までしかいきません。
少し歩いて、スロープを通って、地下2階に行くエレベーターに乗り換えます。
こちらのエレベーターはバギーを斜めに入れてやっとこ入るサイズで小さめです。
でも、段差なく部屋から大浴場の脱衣所まで行く事ができます。
エレベーター横にちょっとしたゲームセンターがありますが、コロナのため営業していませんでした。
息子はがっかりしていましたが、私が無駄遣いされないで済んだので「やった!」と思いました。
朝、1人で温泉に入って、帰る時、地下2階から地下1階へ行く、長くて広い階段を登っていたら、階段中央の踊り場の横にコインランドリーがあってびっくりしました。
車椅子では行かれない所です。
石造りのお風呂
石造りのお風呂はとても広いお風呂です。
スリッパを脱いで上がって、ホールの左右に、なぜかそれぞれお風呂の入口があります。
それぞれに脱衣室、内風呂があります。
内風呂に行く途中の廊下は繋がっていて、中央の長くて広い階段を下ると露天風呂があります。ミストサウナもあります。
どちらの脱衣室にもベンチタイプの椅子があり、身長140センチの娘を寝かして服を脱ぎ着させる事ができます。
脱衣室から廊下、風除室を通って内風呂です。
ちょっと距離があります。
ひのきのお風呂
ひのきのお風呂は14時から24時男用、5時から10時女性用です。
こっちは内風呂、脱衣室とも1箇所のみで、石造りのお風呂の半分以下の広さ。
朝6時ごろ行ったら、脱衣室は結構密でした。
ベビーベッドがありますが、ベンチタイプの椅子はないです。
娘を寝かして、脱ぎ着する場所はありません。脱衣室は狭いので、床にマッドを敷く所もありません。
脱衣室からすぐに内風呂があります。内風呂から風除室を通り、すぐ北アルプス展望露天風呂になります。
私は入りませんでしたが、ドライサウナがあります。
食事のレビューに続きます。
【ホテルアンビエント安曇野】宿泊記ブログ。車椅子(バギー)の娘と家族旅行②