先日、大阪万博を見に行った母が、お土産に551蓬莱(ほうらい)の豚まんと焼売を買ってきてくれました。
実は私、551の名前は聞いたことがあるけど、食べたのは今回が初めて。
関西では当たり前のように人気があるこの豚まんと焼売、長野県民の私にはちょっと特別な存在なんです。

母は大阪駅で出来たてを買って、その日のうちに長野まで届けてくれました。
551の豚まんは冷凍販売ではなく、一般的に温かいままの出来立てを持ち帰るスタイル。
チルド(冷蔵)商品は限られた店舗のみ販売されているそう。
慣れない大阪で対象店舗を探すのも大変。
そんな訳で長距離の持ち帰りがちょっと大変。
だからこそ、今回のお土産は私にとって「小さなごほうび」そのものでした。
直営店が関西にしかない理由のひとつに、
「生地へのこだわり」があるって知ってましたか?
551の豚まんの生地は、大阪市内の工場で作られていて、
なんと発酵が始まるその瞬間から、150分以内にお店に届けられる距離にしか店舗を出していないそうです。
これは、発酵が進みすぎると、生地のおいしさが損なわれてしまうから。
まさに“できたてのおいしさ”に徹底的にこだわっているんですね。
そして、包むのも手作業!
ふっくらとしたあの豚まんの姿は、1個ずつ丁寧に人の手で包まれているんです。

サイズは直径約4cm×高さ4cmとかなりのボリューム感!
食感はふんわりやわらかいのに、中のお肉はぎっしりジューシーで大満足。

私がよくお土産で食べる崎陽軒のシューマイは小ぶりでグリーンピースがのっていて、食感もしっかりめ。
一方、551はグリーンピースなし・食感ふわっ・ジューシー!
味はしっかりしていて、なにもつけなくても大満足!

直径約9cm、高さは4.5cmほど。手のひらにのせるとずっしり。丸々とした形がなんともかわいい。
温め方のコツは、キッチンペーパーを濡らして包んで電子レンジで1分チン。
ふんわり、しっとり、まるで蒸したてみたいな仕上がりになりました。

一口かじると、生地はほんのり甘くて、もっちり・ほわほわ。
中の餡もジューシーで、思わず笑顔になるおいしさ。
そのままでも十分おいしいけど、私は酢辛子につけてさっぱり食べるのも好きでした。

豚まんと焼売を朝食に食べたのですが、1個ずつでしっかりお腹いっぱい!
「忙しい朝だけど、ちょっと贅沢したいな」そんな日にぴったり。
大阪の方にとっては馴染みの味でも、長野県民の私にとっては滅多に食べられないちょっとしたイベント級の味。
だからこそ、特別なごほうびにぴったりなんです。
今は楽天や公式サイトから、チルド(冷蔵)のお取り寄せもできるそうです。
公式サイトを見るとエビ焼売、叉焼まん、中華ちまき、美味しそう!!
「遠くて買いに行けない…」という方も、ぜひチェックしてみてくださいね。

毎日忙しくて、なんとなく疲れているとき。
こういうちょっと特別な味が、心とお腹を満たしてくれるんですよね。
「おいしかったなぁ」と思い出すだけで、またがんばれる気がします。
次は自分でお取り寄せして、自分へのごほうびにしてみようと思います。